<今日のお金ニュースから>脱税の常套手段です。
不動産会社が5900万円脱税の疑い 架空の委託料計上(朝日新聞デジタル)
新聞に載る、大きな金額の「脱税」のニュースの多くに、”架空の経費計上”があげられます。
個人事業でも、小さな会社でも、大きな会社でも、ざっくり言うと、
「売上」から「経費」を差し引いた「利益」が、
税金がかけられるベースの金額となります。
- 税金払う金額を減らしたい。。。
人は、「利益」を減らそうと、
1.「売上」が少なくなる方法はないだろうか。
2.「経費」を増やす方法はないだろうか。
と頭をひねります。
1.の「売上」は、お客様からもらうお金。基本は、「実現したとき」「引き渡したとき」です。
⇒ 事業の内容によって、法人税基本通達でいろいろ決められています。
2.の「経費」は、事業に関連して支出するお金。基本は「売上の原価」や「債務が確定した販管費」などです。減価償却など特別なきまりもあります。
この決められた枠内で、いかに「売上」を翌期まわしにして、「経費」をふやして、「利益」を減らして、支払う税金を減らすか、が、「節税」ですが、
なかには、
事実関係が実態とあってるんだかあやしい「期ずれ」や、「見解の相違」が税務調査でしてきされたり、
悪い人は、
1’ 「売上」の一部をはぶいて帳簿をつける「所得隠し」
2’ ほんとうはない「経費」があるかのように帳簿をつける「架空経費」で、
「利益」を小さく見せかけて、税金を逃れる「脱税」に手を染めてしまうわけで。。。
最初は、ほんのちょっと。見つからなかったから、だんだん金額が大きくなり、新聞沙汰。
で、信頼失墜。何度もみる記事です。
架空経費計上先として、取引先にも税務調査(反面調査)が入って、不意に困ってしまう方もこのニュースの裏にいるのです。
融通のきくお金さえあれば、無駄遣いせず、効果的、合法的に節税できる方法もあります。タイミングの買い物、ですね。
これを超えて出てしまった利益と税金は、社会のために還元する気持ちで、いさぎよく払う方はすがすがしいものです。
まだ方法はあるかもしれない。あなたの会社に無理のない節税対策作戦会議。
セカンドオピニオン相談 ご利用ください。
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