断捨離注意報

領収証は金券です。

kinken

会社辞めました。
会社を設立しました。
個人事業はじめました。
賃貸用不動産買いました。
仮想通貨がハネて儲かりました。
離婚してマンションを渡しました。

いろいろ税務相談をいただきます。

どのケースも、
給与
受け取ったお金
差し引かれたお金
初期投資の金額
支払ったお金
などの
お金の情報を整理して、
確定申告が必要になるケースです。

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領収証全部断捨離しました。
カードの明細も捨てました。
古い通帳もこの機会に処分。
スケジュール帳も断捨離を。
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断捨離自体は人生を進める有効な転換法。
ですが、
こと、ビジネスのお金の整理、
確定申告では、断捨離の副作用も。
情報不足で困るケースが散見されます。

ないならないで、
再発行を依頼できたり、
あるもので進められるケースも
ありますが、事実関係の確認ができず、
手を出せないケースにときどき出会います。

申告書がつくれない、と、税理士が困るのではなく、
情報がないことで、困るのは、あなた自身です。
結果、
利益を減らす証拠がない、また、源泉税額差し引けずに、
多めに税金を払って終わってしまうor還付金取り損ね。
申告すべき申告ができず、無申告・過少申告で罰金。
いまからでも申告して給付金もらえる機会を逸失。
などなど。

断捨離の時の選択の眼をもてるといいですね。

使ったお金の足あと「領収証」は、
いつ、だれに、いくら、なにを支払ったかの証明書類。
事業に関係するものならば、
ゴミみたいにしわくちゃになっていても、
税金を減らすチケット。いわば「金券」です。

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まずは領収証を集めることから。

その支払額に対して、
個人だと最低15%から最大60%!(事業税込み・消費税変性除く)
法人でも15-35%と、
1%のポイントカードで財布を膨らませている場合ではない効果。

あとで考えたらいいので、まずは、
お金の情報は保管しておくことをお勧めします。
領収証は紙だけでなく、web上のも。
カード明細は印刷しておく。
通帳は記帳しておく。
などなど。

なにが経費として自分に関係するのか
ビジネスのやり方や、段階や、関わる人で大きく違います。
まだビジネス始める前の領収証も、経費として大活躍のケースも。

売上が上がってからではちょっと遅い。
いまから知っておく領収証の知恵、たくさんあります。
あなたのビジネスにとって、効率の良い領収証整理方法。
ご相談ください。

少しずつ「わかった!」を増やす、
小さい講座なども準備しますね。

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