いつまで自分でお金の整理?
先日、
ある社長さんに、自分では手が届かないような、
バーボンをご馳走になりました。
ふくよかな香りだけで、
30分は、うっとりできそうなバーボンです。
ま、実際のところは、5分としないうちに、
ゆっくりと少量を、お口にふくんでしまいましたけれど。
わたくし、ご馳走したそうな方には、
遠慮なく甘えて、ご馳走されてしまいます。
ここは、素直すぎるかも、しれません。
じつは、
おねだりするのも、好きではないですし、
意味もないのに、ご馳走するのも好きではないのですが、
ご馳走するのが、嬉しくなってしまう、
「そのとき」の流れには、
するほうも、されるほうも、喜んで、さからわず。
たとえ、
なかなか手に入らないバーボンを、
嬉しそうにボトルキープして、
嬉しそうに仲間にふるまってしまうような、
年商数億円クラスの社長さんであっても、
自分のお財布から出ていったお金の整理も、
お客様からお預かりするお金の整理も、
ご自分でなさる。
という、社長さん、じつは珍しくはありません。
いま、自分で、お金の状態がわかっているから、
いま、なんの心配もなく気持ちよく、お金を使うことができる。
ようです。
いま、自分で、わかっているから、
いま、自分にできることでお金をセーブしたり、
いま、自分にしかできない取引先との契約に動いたり、
すぐに行動がうまれるようです。
どちらかが正解、
では、けしてありません。人によります。状況にもよります。
一方で、
それまでは、自分で管理していた
お金の整理を、全部ひとまかせにしてから、
どんぶり勘定になって、たいへんなことになってしまった。
そんな社長さんの話を聞くことも、珍しくはありません。
この先の未来を拓くために、
あちこち動きまわる社長の味方になります。
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お金を使ったのは、自分だからこそ、
その場ですぐ、なんのためのお金なのかメモできます。
あとから思い出す手間がはぶけます。
経費精算のためにエクセルシートに入力する手間がはぶけます。
領収証の整理をまかせた経理部員からの、
お金の使い道についての、問合せに答える手間がはぶけます。
経費精算書を見ながら帳簿を入力する、二度手間がはぶけます。
ほんとのところ、
「お金」を使った自分にしか、
自分のビジネスの未来に活きる、
その「お金」の意味はわからないもの。
いつまで、自分でお金の整理をしますか?
『社長のお悩み110番』篇
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