ひと口メモ サラリーマンと副業2 確定申告いる?いらない?

サラリーマンの「副業」にまつわる税金問題。

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きのうに続き、

年末調整を受けているサラリーマンの方の「副業」と「確定申告」で

5つのよくあるポイントをざくっと簡単にご紹介しますね。

1.確定申告義務のボーダーライン、20万円超とは。

・メイン給料のほかに、ふたつめのお給料がある場合には、

 ”額面”にあたる、サブ給料の源泉徴収票の「収入金額」で判断。

・「事業所得」や「不動産所得」や「雑所得」は、売上から経費を引いた

 「利益=所得」で判断。

など。

2.申告義務がなくても確定申告しておくべき場合とは。

・「事業所得」や「不動産所得」で、青色申告をしているひと。

・ 上場株やFX取引の「譲渡損失」を繰り越ししたいひと。

など。

3.申告義務がなくても確定申告した方がトクな場合とは。

・「事業所得」や「不動産所得」が、赤字のひと。

・ 源泉税(前払いの所得税)が、年税額より大きいひと。など。

4.申告義務がなくても注意しておくべきこととは。

・ 税務署から問い合わせがあっても、申告義務がないことを証明できるよう

  領収証の保存。「事業所得」や「不動産所得」では、帳簿の作成&保存。

など。

5.会社にバレる糸口、住民税との関係とは。

・「事業所得」や「不動産所得」の黒字は、確定申告書”第二表”の住民税欄で

 「自分で納付」にすると、給与から天引きされる住民税が増えずにすむ。

・「事業所得」や「不動産所得」の赤字は、自動的に給与天引きの住民税が

 減るので、一律給与の会社か、目のするどい経理部員にみつかることも。

・ サブ給与分の住民税は「自分で納付」を選べないので、給与から天引き

 される住民税が増えて、手取りが減る。場合によっては足りないことも!?

など。

「自分の場合はどうなの??」やっぱり気になる方は、

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『確定申告ひとくちメモ』篇

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