消費税の税込経理/税抜経理どっちがトク?
よくある質問 税金ビギナー篇
帳簿をつけるとき、
消費税を含めて帳簿をつける「税込経理」と
消費税は別にぬいて帳簿をつける「税抜経理」、
どっちがトクなの?
帳簿をつけるときに、消費税を「税込経理」にするか「税抜経理」にするか、戸惑うことは普通のことです。
「税込経理」では、売上も経費も、決算書には税込みで数字がかかれています。
買った車や建物の内装工事代も、税込金額が資産の金額になって、減価償却のもととなります。
「税抜経理」では、売上も経費も、決算書には税抜きで数字がかかれています。
買った車や建物の内装工事代も、税抜金額が資産の金額になって、減価償却のもととなります。
いまはパソコン会計ソフトで、設定することで、入力はすべて税込で行って、自動的に計算してくれるので楽ですね。
ちなみに。
消費税の申告義務がない方は、選択の余地なく『税込経理』です。
*消費税の申告義務のない方とは、は、別の機会に。
消費税の申告義務がある方には、「税込経理」か「税抜経理」か選択肢がでてきます。
すると、人の欲として
「損しない方を選びたい」
「税金が少なるなる方を選びたい」
というキモチがでてくるでしょう。
「税込経理」でも「税抜経理」でも、利益の金額も、支払う税金の金額も、どちらがトクが、ソンか、はありません。
資産の購入があると、そのタイミングに少し違いはでてきます。
何年かビジネスを続けていると、
前の年と、売上や費用、利益の金額を比べる機会もあることでしょう。
その時には、「税込」で、か、「税抜」で。か、統一して比較しましょう。
また、
消費税の免税事業者かどうか、簡易課税が受けられるかどうか、の判定をするときでも、
基準となる年度が、課税事業者であれば、『税抜金額』で判断しますので、「税抜経理」か「税込経理」かで違いはありません。
基準となる年度が、免税事業者の場合には、『税込金額』で判断しますので、ご注意ください。
「前に出した申告書、合ってるかな。」
「ほんとなの?なんだか納得できない。」
「自分のビジネスの場合もほんとに同じなの?」
な方は、ご相談メニュー『あなたのためだけの時間』または『セカンドオピニオン相談』をご利用ください。
実際の決算書や試算表、消費税申告書をお持ちいただいて、目の前で一緒に電卓をたたいて確認しましょう。
個人事業主さんの「事業所得」でも、法人の決算書でも、
「税込経理」を選択した方の、消費税納税額の費用計上がもれてしまっている残念なケースはよくあります。
ここは、会計ソフトが自動的に仕訳してくれないので、ご注意くださいね。
よくある質問 税金ビギナー篇
帳簿をつけるとき、
消費税を含めて帳簿をつける「税込経理」と
消費税は別にぬいて帳簿をつける「税抜経理」、
どっちがトクなの?
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