お金を使う人の節税。使わない人の節税。

税理士にとっては当たり前の節税対策のお話しです。

お金の価値観というのは、百者百様。

同じビジネスをしていても、
稼いだお金の使い方は、ひとそれぞれ。
同じ支払、同じ領収証を持っていても、
経費に入れる入れないの判断も、ひとそれぞれ。

同じビジネスを、同じ規模で行い、同じ稼ぎがあったとて
帳簿をつけて、決算処理を行い、確定申告が仕上がったときには、
同じ売上額だったとは思えないような納税額がでるものです。

ビジネスによっては、全然経費がかからないビジネスもあるものです。

手元のパソコン一台で完結できる。
取引先への接待や付け届けも不要。
家でできるから外へも出かけない。

売上がそのまま利益になるようなビジネスもめずらしくはありません。

お金を使わない。貯まってしまうだけ。
そんな方でも、お金の流れを整えることでできる、
国が認める節税の制度や、仕組みが5つばかりあるので、
効率的に取り入れて、ビジネスで稼いだお金を
できるだけ手元に残るようにしておきたいものです。

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そのいくつかの制度のうちのひとつが、
中企業基盤整備機構の「経営セーフティ共済」です。
通称、倒産防止共済 とも呼ばれています

個人事業でも法人でも使えます(一部、除外事業等あり)。

月額5千円から、20万円の範囲で、好きな金額を自分で掛け金の額を決めて、
年間6万円から、240万円が、積立られるとともに、そのまま経費になります。

個人事業の場合の、この制度の利用で税金が減る効果は、
年間、最小で9千円から、最大140万円といったところでしょうか。

営業マンから買わなくていい。銀行窓口で手続き可能。
自分で決めた掛け金も、毎年懐具合と利益度合いに合わせて変更可能。
40カ月を過ぎれば、取り崩しで全額戻ってくる積立効果あり。
自分のタイミングで取り崩しができるから、いざというとき使えて安心。
取り崩さなくても、貸付制度で、一時的に借りられる。
取引先の倒産時の、保証がついている。

実に使い勝手のいい制度です。

民間の生命保険会社の商品でも、
積立しながら保険料が全額経費で落とせるものに人気がありましたが、
こちらは、2019年に国税庁のメスが入り、なくなりました。
一方で、
国がらみの制度である経営セーフティ共済の
積立しながら掛金が全額経費で落とせる仕組みは、いまも使えます。

ただし、満額800万円に到達すると、そこで止まってしまうので、
利益予想、ほかの控除項目をみながら、無駄には積み上げないことが
この制度を利用した節税対策では、大事なポイントです。

銀行窓口で書類さえ整っていれば当日払込、即経費にできること。
一年分まとめて支払うと、一年分全額が経費になること。
毎年一回金額の変更ができること。

これらの特性を活かしてお勧めしているのは、
個人事業主ならば、
毎年11月~12月初めに、
法人ならば決算月の前の月に、
そこまでの利益状況をみて、利益対策として金額を決めて手続き。です。

ネットで資料請求 → 必要書類を準備 → 銀行窓口で手続き・払込 → 帳簿につける

先にお伝えしたように、
営業マンから買うわけではないので、
パンフレットをもらっただけで放置。
やっぱりいまはやめよう。
でも、
営業の電話もかかってきませんし、
資料をもらったら加入しないといけないのかな、
の気兼ねもいりません。

まずは中小機構のこちらから資料請求を。
『経営セーフティ共済』

私が言っても、こ
私にとっても営業でも勧誘でもなんでもありません。
どうぞご自由に。

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今年はもうかってるから、加入したいな。いくらが妥当?
いままで知らなかった!無理のない効果ある金額はいくらかな?
税理士にとっては当たり前の
国が用意してくれている節税の制度や仕組み、ほかの4つは?
など、
あなたのためだけの時間
での作戦会議には、いままでの決算書や申告書をお持ちくださいね。
効果的で無理のない金額、一緒に算出しますよ。
初回ご相談は、90分から承ります。

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先の 経営セーフティ共済。
稼いだお金をすぐ使ってしまう体質のかたが
お金を貯めるためにとよく言われる「積立貯金」。
この貯金代わりの貯め先としても実に効果的です。

また、
奥様のビジネスの利益対策にも使えて、
「何百万円も稼いでいても、配偶者控除を受けられる扶養でいられる」
裏技にも使えます。

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