帳簿の正解とは?

個人の青色申告はもちろん、白色申告でも、帳簿をつけることは義務になっています。

帳簿なんて難しい!

と、思っていた人も、
帳簿に含まれる情報は4つだけ。
 日にち、科目、金額、内容(摘要)
で、まあ家計簿と同じような感じ、とわかると、
ご相談いただいた方の8割がたが、
ゼロの知識レベルから、
自分でも帳簿をつけられるようになっています。

あとは、その方のビジネスに合わせて
 経費になるもの
 ならないもの
 グレーゾーン
を分けたり、
リスクへの理解度と温度感に合わせて
 グレーゾーンの線引き
 サポートする書類の準備
などを整理すると、
ほぼ毎年同じような枠組みで
帳簿がすいすい進んでいきます。

帳簿の精度についても、
 ざっくりしたいひと
 きっちりしたいひと
それぞれの資質に合わせて、
アプローチや、資料の集め方、整理の仕方
に工夫をすることで、効率的に進められます。

ざっくりしたいひとには、
 ここだけはきっちりしてね。
 ここはざっくりして問題なし。
 ここまでざっくりは無理。
 な線引きや、
 ざっくりした帳簿ののために準備しておくもの
 
きっちりしたいひとには、
 きっちりの目的を整理
 目的によって縦横斜めのアプローチ
 効率化のためのまとめ方
 きっちりでも省ける部分とその理由

を整理しておくと、
税務調査が来ても慌てませんし、
誰かにお願いするとしても、加減とやるべきことが伝わります。

このように
事業内容が異なれば帳簿の内容がかわるだけでなく、
たとえ事業内容が同じであっても、
 リスク温度感
 個人的な資質
 数字をまとめる目的
によって、帳簿はかわってきます。

過去の帳簿をみても、
人の帳簿をみても、
本で学んでみても、
どう帳簿をつけていいのか、
帳簿の正解を探してもみつからないわけです。

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さて。さきほど、
 8割がたは帳簿をつけられるようになった。
とお伝えしました。
すぐわかる方と、時間がかかる方はいますが、
一方で最近、
 算数障害
という言葉をききました。
数字を前にすると思考も行動も余裕も失ってしまう体質だとか。

そんな方も、
大人のADHD気味で集中できない方も、
準備要らず。

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